journal

庭には

瑞々しい花が咲き誇り

その花を摘むところから1日が始る

雫を纏った緑の世界に囲まれ

菖蒲..

大山木の大きな白い花..

紫陽花..

そんな花々が次からつぎへと花ひらく

心身ともに癒されるこの時に感謝しながら

花開く前に目覚め..

その美しい瞬間を撮る

我が花の仕事..

薄暑のころからは切り花を使わない..

何故ならば..

花の命が余りにも儚いから

共に少しやすめる時なのかもと..

その代わりに..

大地の恵から花を膨らませるものと対う

瑞々しい風を身に受けとめ

澄んだ青い空を愛でながら心身ともにcharge..

そんな時も在ってよいのだと..

だから..

今日も花を摘み..

アトリエに紫陽花を大活け..

そして対う

花は小さくとも命あるもの

日毎に新鮮な水を与え

細やかに個々の移り変わりを観..

手を挿すだけでも計り知れないものが在り

そんな時をも大切に..

みなさんと..

素敵な美しい時間を共に..